手軽なアンティーク風板材

ブロックで接合した板材で
古材の雰囲気をリアルに再現

使用するだけでインテリアをグッとグレードアップしてくれる古材は、セルフリノベーションでも人気のアイテムとなっています。しかし高価である点や同じ形状&色のものが手に入りにくい、材料の扱いがデリケートなど、初心者には扱いにくい面もあります。

そんなDIYユーザーに向けて大建工業が開発したのが「塗装ベアコア(仮名称)」です。先日(2017年8月)幕張メッセで開催された「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2017」に出品された新製品で、数々の特徴を持った注目素材です。その概要について紹介していきましょう。

この板材はファルカタ材と呼ばれる非常に軽い木材を用いているが特徴です。柔らかい素材であるため加工しやすく、さらに軽いため壁などに貼り付けて用いる場合でも重量をあまり気にする必要がありません。DIYで使いやすく利用の自由度が高い素材です。

また、一枚の板材では無く複数のブロックを組み合わせて1枚の板材にするという構造をとっているのも特徴です。各ブロックはあえて不規則に接合されているので、塗装→サンダーがけの処理を施すと板材のわずかな凹凸が色むらとなってあらわれ独特のアンティークな風合いが出るのが魅力です。さらに板材には細かなキズなどをあえて残したままにしてあるので、古材の雰囲気もリアルに再現しています。

塗装にはシャービーシックなカラーリングが用いられているので、アンティークな壁、家具、小物などに用いるにも絶好です。板材のサイズは125mm×600mm、板厚は9mmと扱いやすいサイズに設定されているのもDIYユーザーにはありがたいでしょう。

塗装ベアコア
大建工業(DAIKEN)