壁紙の上から貼れる壁紙

貼ってはがせる手軽さは
賃貸ルームのリノベにも最適

原状復帰が求められる賃貸ムールや下地の壁紙をはがさず手軽に部屋のリフォームを行う場合に便利なアイテムとして登場したのがアサヒペンが発売する「簡単に貼れてキレイにはがせるカベ紙」です。先日、千葉の幕張メッセで開催されたJAPAN DIY HOMECENTER SHOW2018(8月23日~25日)で商品の展示に加え、実際の施工作業もデモしたので取材してきました。

「簡単に貼れてキレイにはがせるカベ紙」アサヒペン)はその名の通り簡単に貼れるのが特徴です。ポイントになるのは現状貼られている壁紙の上から貼れる点と、不要になれば簡単&キレイにはがせるのが特徴です。一般的な塩ビ製のビニール壁紙(屋内用途)であれば手軽に貼ったりはがしたりできるのが特徴なのです(紙壁紙に貼るとはがせなくなることもあります)。

裏地が無く軽量な素材を
専用のでんぷんノリで貼る

貼ってはがせる秘密は裏地を持たない壁紙である点と伸び縮みの少ない素材を採用していること、さらに専用のノリを使って貼り付ける工法です。裏地がないので軽量にできているのがこの壁紙の一つ目の特徴で、既存の壁紙の上から貼っても重量増になりにくいのです。またカベ紙の伸び縮みが少ないので壁に貼り付けるのも容易です。さらに専用のノリを使って貼り付けるのもポイントですが、このノリはでんぷんノリを使用しているのできれいにはがすことができるのです。下地の壁紙を傷めることなく簡単にはがせるので原状復帰も簡単に行えます。

貼り&はがしのデモを見学
いずれも手軽で簡単作業

実際に展示会場で「簡単に貼れてキレイにはがせるカベ紙」の施工からはがすところまでを実践してもらいました。専用の粉ノリを水に溶かして壁紙用のノリを作ります。これを既存のビニール壁紙の上に塗布用ローラーを使って塗っていきます。あらかじめ適当なサイズにカットしておいた「簡単に貼れてきれいにはがせるカベ紙」を貼って、ブラシスやポンジを使って均一に貼り付けていきます。ノリは水溶性でカベ紙にノリが付いていないこともあり、乾くまでの間であれば壁紙をズラしたり貼り直したりすることも可能、位置合わせも貼ってから行うことができるので貼りの作業も比較的簡単です。

そして乾燥して既存の壁紙の上にぴったり貼り付いた状態の「簡単に貼れてキレイにはがせるカベ紙」をはがすことも実践しました。こちらも壁紙の端を少し引き起こせばペリペリと簡単にはがれてきます。下地になっているビニール壁紙には跡が残ることもないのもスマートです。部分的に残ったノリも濡れタオルなどで吹き上げるだけできれいに除去できるのも使いやすいでしょう。

賃貸ルームや部屋のリノベに最適
リノベ初心者にも扱いやすい

賃貸ルームで既存の壁紙を汚したくないならば、入居してすぐに施工しても良いでしょう。さらに自宅のリノベであっても、下地の壁紙をはがすのは少し大げさで躊躇してしまう、という初心者ユーザーでもこの壁紙ならば作業のハードルも低いでしょう。施工してみて万が一イメージと違ったらはがせば良いのも気が楽です。

ブラウンレンガやホワイトレンガなどのレンガ調や木目を生かしたウッド柄(オークやシダー、パインなど)、さらにはエイジングウッドなどさまざまな柄も用意されているので、思い切ってチャレンジングな壁を作ってしまうのも手です。

お部屋のリノベーションの第一歩とも言える壁のイメージチェンジ。とにかくハードルを下げてスタートするには最適な壁紙の倒叙湯なのでぜひ試してみると良いでしょう。

「簡単に貼れてキレイにはがせるカベ紙」
アサヒペン