ジェル状の塗料を布で塗る簡単ペイント

塗装の難しさや面倒さを解消
準備や後片付けも不要なジェルステイン

塗装は塗料の調合やハケなどの道具を用いることもあって、キレイに塗るためには若干の慣れが必要なDIYです。

しかしそんなハードルを一気に下げているのがアサヒペンの「水性WOODジェルステイン」です。この塗料はジェル状なのが特徴で、従来の塗料のように溶剤で薄めたり、ハケで塗ったりする必要はありません。チューブからジェル状の塗料を取りだして布などを使って木材にすり込むように施工するだけで、むら無く色鮮やかな仕上げが望めるのが特徴です。木材に染みこませる感覚なので塗りむらがでないので初心者でも手軽に施工できるのが魅力でしょう。

未塗装の木材であればほとんどのものに塗れるこのジェルステイン。施工方法は簡単、ジェル状の塗料を塗りたい木部などに適量取りだして、布などを使ってまんべんなく塗り広げていくだけ。施工用の布まで同社が用意(カット済みウエス)しているので合わせて用意すると作業もスムーズになりそうです。

イメージに合わせて選べる13色
重ね塗りでテイストも変えられる

また下地の木目を生かした状態で色つけできるので、木の風合いを損なうこともないのが魅力。また塗り方次第でシャビーシックなイメージを引き出すこともできるなど、好みに合わせた処理が可能な塗料です。カラーも豊富で全13色を用意。ローズピンクやインディゴブルー、カシミヤグリーンなどの鮮やかな色合いから、ウォルナットやマホガニーといった木の風合いを引き出すカラーまでがあるので、インテリアのイメージに合わせてチョイス可能です。

水性であることから臭いもなく、豆由来の天然なメラかジェル化剤配合なので安心して施工できるのも使いやすいでしょう。

板材への施工を実践してみると
その簡単さがいっそう伝わってくる

実際に板材に「水性WOODジェルステイン」のチョークブルーを施工してみました。ジェル状なので板材の上に直接ジェルステインを取りだして、布を使って塗り広げていきます。ものの数秒で塗りは完了。あっという間に板材のイメージが激変しました。布を使った施工なので特別な道具や準備、後片付けもいらず、施工は至って簡単でシンプルです。ごく小さなスペースを塗りたい場合にも適している塗料でしょう。

乾燥時間は約30分~1時間(冬は約2~3時間)なので、十分乾燥してから二回塗りすると好みの風合いを作れます。2回塗りを中心に好みの塗りを加えることで色合いも変えられるのも魅力です。

「水性WOODジェルステイン」
アサヒペン