本物のタイルを簡単施工

インテリアにタイルを
取り入れてデザイン性アップ

タイルは水回りのみならず、インテリアの各部のドレスアップに使われることが多くなっています。独特の質感がインテリアに変化を付ける素材としてもてはやされています。

しかし、タイルはきれいに貼るためにはちょっとした技術が必要で、ついつい二の足を踏んでしまうユーザーも多いのではないでしょうか。フェイクのタイル風シートを使って間に合わせてるというユーザーもいるのも事実でしょう。ただ、本物のタイルには独特の風合いがあって、フェイクでは出せない味があるのも事実です。

そんな本物志向のユーザーにぴったりの簡単アイテムを先日、東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2019」で見つけたので紹介しましょう。

D.I.Y TILEブランド(藤垣窯業)で手軽に施工できる本物のタイルを数多くラインアップしているので注目しました。

シールで貼り付けるだけの
目地付きサブウェイタイル

まっさきに目に付いたのはDIYユーザーが好んで使うサブウェイタイルです。サブウェイタイル ベントと呼ばれるこの商品、最大の特徴は裏面に粘着シールが付いているので保護シートをはがせばどこにでも貼り付けられる点です。壁紙やクロスはもちろん板など、室内のほとんどどこにでも貼り付け可能です(浴室以外)。

もうひとつの特徴は目地が付いている点です。タイルの2辺に目地が付いているので、貼り合わせていくだけで自然と目地のある美しい施工仕上げができ上がります。目地は白目地と黒目地が用意され、好みで選べるところも魅力的なアイテムです。

さらに、カラーリングの豊富さも魅力です。定番のホワイトに加えアリスブルー、アッシュグレー、チャコールグレー、ディープグリーン、ネイビーブルー、ブラックといった冉9色が用意されていて、好みの色を使い分ける楽しみもあります。

また目地部分は柔らかい素材なので木ねじなどを打ち込むことも可能です。フックを付けたり、自由にアレンジすることができるのもこの素材のもうひとつの魅力でしょう。

シート状のタイルは
カット&貼り付けも自在

次に注目したのはタイルシートです。15cm×15cmのサイズのシート状になったタイルで、重量は260gと施工しやすいのが特徴です。裏面には粘着シートが付いていて貼り付け自由なのはサブウェイタイル ベントと同様です。また粘着シールは粘着力が強(がっちりシール)/中(普通のシール)/弱(ふしぎなシール)から選べ「弱」は壁紙を傷めずはがせるのが特徴。一方の「強」はコンクリートブロックや鉄骨などにも張り付く強力粘着が特徴です。

目地部分は塩化ビニール製なのでカッターナイフなどで自由に切ることができるでレイアウトも自由自在です。またタイルの色柄も豊富に用意されているのでセレクトも幅が広いのも特徴でしょう。

またタイルを貼ったときにポイントになるタイルとタイルの間を埋めていく目地の仕上げですが、本格的な施工ではコテを使って目地材を処理していくのですが、D.I.Y TILEには樹脂製のフラット目地用ネットが用意されているので簡単に目地処理ができるのが特徴です。この素材はタイルとタイルの隙間をぴったり埋めてくれる簡単アイテムではめ込むだけで本格的な施工と同様の仕上げにすることができます。フラット目地用ネットには白やブラウンなどのカラーが用意されているのでデザインに合わせて使い分けることができるのも嬉しい設定です。

本物のタイルは焼き物なので一枚一枚仕上がりが微妙に異なります。そんな表情豊かな本物のタイルを使ってインテリアを個性的に彩るのも良いでしょう。施工が難しそうと言うことから二の足を踏んでいたユーザーも、これらのアイテムを使えば今すぐ思い通りのデザインで施工できるでしょう。

D.I.Y TILE(藤垣窯業)