パレット材を使った床施工

エージングした板材を使ってビンテージ調のインテリアを作るのは最近の流行です。家具や壁、小物類などにも古材を使った加工を施しているハンドメイダーも多いでしょう。

そんな中、オールドテイストの木材として注目したのがパレットループです。その名の通り本物の木製パレットを使った素材で本物ならではのビンテージ感が魅力です。この材料は使い古されて破棄される木製パレットを解体して再利用したものです。

状態の確認や表面処理、さらには既製サイズへのカットやサネ（板材と板材を継ぎ合わせるときに用いる板材端面に処理する凸状の突起）の加工などを施した上で製品化されているので、好みの表面やサイズを選んで施工するだけ家なので手軽です。

厚みは20mmなので床材としても十分利用可能です。さらには壁への施工、家具類など、さまざまな場所で利用できる素材として重宝しそうです。

もちろん最大の特徴は本物の木製パレットを使っているので適度なヤレ感があり、施工するだけでビンテージ感を出せる点です。ビンテージ加工した材料ではないため、ひとつひとつの状態が異なるのも味わいとして活用できそうです。

ラインアップとしてはパレット素材らしい状態のスタンダードや、使い込まれた質感の強いオールド、さらにはペイント処理されたカラーや木目が美しいナチュラルの４種類から選べます。

サイズは扱いやすさを考えて統一規格としているのも同パーツの特徴でしょう。長さは250mm、600mmと850mm、幅は90mmと130mmを用意しています、厚さはすべて20mmです。それぞれの板材を組み合わせたセットも用意されるので詳しくはホームページで確認してみましょう。

またパレットループではヨーロッパの物流で用いられるユーロパレットも取り扱っています。パレットに刻印された印象的なマークを取り入れて小物類などをDIYするのも良いでしょう。