窓断熱をポリカーボネートでDIY

ポリカーボネートで作る
簡単&美しい窓の断熱処理

窓の断熱処理をいろいろ工夫してるという読者からホームセンターなどでも簡単に手に入るポリカーボネートの板材を使った断熱を実践した模様をリポートしてもらったので紹介してみましょう。リビングやキッチン、浴室など、さまざまな場所で利用できるアイデアです。

用意するのは窓サイズよりやや大きめのポリカーボネートのパネル(中空形状になっているタイプ)とアルミのE型レール(溝が2本刻まれている)。あとはレール固定用の両面テープとポリカーボネートの切り口をカバーする幅広のテープを用意すればOKです。ポリカーボネートは半透明や、より透明度の高い素材も用意されているので、好みの素材を選ぶと良いでしょう。既製品の窓枠キットも市販されていますが、これらのパーツをホームセンターで用意すれば比較的簡単に、なおかつかなり効果的に窓の断熱処理ができるので実践してみましょう。

では作業の概要を紹介していきましょう。
最初に窓枠に合わせてポリカーボネートをカット。切り口部分は保護もかねて幅広テープを貼り付けておくと良いでしょう。テープの色柄を選ぶという、ちょっとした工夫次第で自分だけのオリジナルデザインを作ることができるので気を配ってみると良いでしょう。次に窓枠内側の上下にE型のアルミレールを設置して両面テープで固定します。このレール部にあらかじめ切り出しておいたポリカーボネートの板をセットすれば作業完了です。レールの上をポリカーボネートの板をスライドさせて開閉できるので窓開閉の妨げにもなりません。

 

これだけで窓からの冷えが大幅に防げる効果が見込めます。見た目にも違和感なく、ポリカーボネート+アルミレールを使った作業なのでDIYのハードルも非常に低いでしょう。パーツも特別なものは必要なくホームセンターで調達できるものばかりなのでお手軽です。窓の断熱を考えている読者は、いますぐ実践してみましょう。