手で塗れる壁材

適度な粘度を備え
簡単施工が可能な壁材

壁の施工はインテリアのイメージを大きく変えることができるため、いつかはチャレンジしたいと思っているハンドメイダーも多いのではないでしょうか。しかし、壁塗り作業はテクニックや専用の道具が必要だったり、材料選び、また作業の準備など、初心者には難しいポイントがいくつもあります。それらを考えると壁塗りはセルフリノベーションの中でもハードルが高いものでした。

しかし、今回発売されたニッペホームプロダクツの「MORUMORU(モルモル)」なら、初心者でも安心して壁の施工ができるので注目しました。この壁材の特徴はとにかく施工が簡単な点です。それまで壁塗りの経験が無くてもいきなりはじめられるように、手で塗れるのが大きな特徴です。水性シリコンを使って素材は適度な粘度を持っているので、手で材料を取ってそのまま塗りつけていくことができます。また、練ったり溶剤を使って粘度を調整することも不要、準備無しですぐに塗れる材料がパッケージされている点も特徴です。容器を開ければ、そのまま壁に塗ることができます。

ビニールクロスの上にも施工可
適度な粘土で塗りやすさを体感

取材した際にも実際に壁に対して「MORUMORU(モルモル)」を手で施工する体験してみましたが、手に材料を取って壁に塗りつけると確実に材料が下地の壁にひっついていき作業はかなり簡単でした。また、手を壁に沿って動かすと「MORUMORU(モルモル)」はすっと広がり思い通りの施工ができるのも良いところだと感じました。これなら、初心者でも壁塗りを実践できると感じました。

また、施工する際の下地を選ばないのもこの素材の魅力でしょう。ビニールクロスの上にもそのまま施工できます。またスタイロフォームにそのまま塗りつけることもできるので、部分的に室内のリフォームをした際、ボード処理などを行うことなく、スタイロフォームの状態からいきなり仕上げの壁塗りができてしまうのもハンドメイドするユーザーには嬉しいところでしょう。

室内壁はもちろん
外壁にも使える汎用性も特徴

さらに室内壁はもちろん、外壁にも使えるので汎用性があるのも魅力でしょう。また適度な粘度のある素材なので壁の穴の補修などにも手軽に使えるのも良いところ。使いやすさや汎用性の高さなどを考えると、壁塗りをはじめるには絶好の素材と言えるでしょう。

からはホワイトのみですが、同社のDIYペンキを混ぜて好みのカラーにして使うことも可能です。サイズはドア1枚程度が塗れる2kgと6条のヘヤの約半分に施工できる14kgが用意されています。インテリアのイメージチェンジに、本格的な壁塗りにチャレンジしてみてはどうでしょう。

ニッペホームプロダクツ
「MORUMORU(モルモル)」