鋼管を使ったテーブル脚

店舗内装で見つけた鋼管の利用テクニック

店舗の内装にはさまざまなおしゃれパーツが使われていることも多いです。気になったアイテムをチェックして、自分のリノベーションに取り入れればDIYのバリエーションも広がるので、店舗内装には注目してみると良いでしょう。

千葉県のレストラン&ショップで見つけたのが写真のテーブルです。注目なのは脚部に使われている素材です。レストランの長テーブルなので脚部には高い強度が求められます。

そこでチョイスしているのがガス管などと呼ばれる「配管用炭素鋼鋼管」です。元々はガスやエアなどの輸送に使用されているパイプです。鋼管なので強度も十分、さらに端面にはネジも切ってあるので接合も比較的簡単です。またエルボー(L型の継ぎ手)やT型の継ぎ手などが用意されているため好みの形状を作ることもできます。

近年はアイアンペイントなどの便利な塗料も一般化して、非金属製の素材でも金属調の仕上がりを施すのが手軽になりましたが、強度を併せ持つとなると鋼管にはかないません。本物の質感を楽しみつつ、好みの形状を作り出すと良いでしょう。

棚受けやハンガーラックなどアイデア次第でさまざまな用途に用いることができる素材です.太さも15A=φ21.7mm、20A=φ27.2mm、25A=φ34.0mmなどの多くの規格があるので、用途やサイズに合わせてチョイスすることができるのも魅力です。